イヤフォン/ヘッドフォン

飛行機を利用することが多いので、イヤフォン/ヘッドフォンは必需品である。 音質はよいに越したことはないが、携帯性やバッテリーの保ち時間の方が重要。そういう観点から探すとかなり製品が限られるのだった。 バッテリーの保ち時間については人によってニーズがさまざまだろうと思う。私の場合、一番多いのはプーケットからインドネシアという旅程だ。たいていクアラルンプールで乗り換えなのだが、飛行時間は80分+2時間だが、これに前後の待ち時間を合わせると8時間ほどかかることになる。バッテリー保ち時間が6時間の格安BTイヤフォンを複数持っているのだが、1年以上使った今となっては4時間持たない。充電式イヤフォンは省電力過ぎてモバイルバッテリーからの充電ができないものが多いので、この種のものを使っていると最低でも3つ必要、ということになる。もちろん日本まで行く場合は約11時間かかるからさらに状況はシビアになる。 Bluetooth接続は必須 旅行というか長距離移動時というのはただでさえ荷物が多い。ひっかけて外れるということを避けたければBluetooth接続は必須。もちろん映像とのタイムラグが生じるとかあるわけだが、ゲームやるわけじゃないし。 もちろんBluetooth接続だからバッテリーの保ち時間が問題になる。この点にこだわるならそもそも有線イヤフォンでいいじゃないかという話もあるのだが、正直、有線には戻れないよなぁ、と思う。 イヤフォン 手軽なのはもちろんイヤフォン型だが、形状が小さいため必然的にバッテリーが小さい。何も考えずに買うとだいたい6時間程度の保ちである。これは音量をある程度上げたり経年劣化が進んだりすれば4時間を切るので心もとない。形状の制限から8時間がせいぜい。個人的にはSONYのWI-C300が安っぽいが相応に安価なので気に入っている。 イヤフォン型の場合、ネックバンド付属型なら多少バッテリーの保ち時間が増える。とは言ってもほとんどの製品は8~10時間程度。そんな中、SONYのWI-C400は20時間。日本でAmazonを使えばSoundpeats辺りで同じく20時間程度のものがいくつか売られているようだが、この辺がよさげである。 ネックバンド付属型の場合、カバンに収納する場合、さすがにそのまま入れるとケーブルの断線がかなり危ない。もちろんネックバンド付属型イヤフォン用のケースというのがあるのだが、意外にかさばる。ケーブルの断線さえ防げればいいと考えると、20cm四方以上くらいのポーチで十分。 ヘッドフォン ヘッドフォンの場合、形状からある程度バッテリーを大きくできる。それでも短いものになると6時間とかいうのがある。最低でも20時間超えのものを選びたい。また形状が大きい分、収納時にどれだけコンパクトになるかも要確認。 収納という観点ではPanasonicのRP-HF400 (20時間)が便利で、後継のRP-HF410は24時間。安っぽいが、軽いしなかなかよい。オーバーイヤー型ならJBL E55BT (20時間)辺りでもよいかも。JBL E55BTはオーバーイヤーにしては比較的珍しく折りたたみ型で収納もBeats Solo 3よりほんの少し大きい程度。 もう少しスタイリッシュなものを、というなら、Marshall MAJOR III (30時間)かBeats Solo 3 (40時間)が使用時の大きさに比べれば案外コンパクトに収納できる。Beats Solo 3は着用時の締め付けがきつめなので要注意で、そもそも妙に高価格になっているほど音質などのメリットはない。使ったことはないが、JVC HA-XP50BT (40時間)の方が値段も半額以下。 価格が跳ね上がるので、ノイズキャンセリング機能がついたものは使ったことがないのだが、なくても困らない。そこまで遮蔽したいとも思わないし。もし買うとすれば(だいぶ先だが)JBL E65BTNCの後継機種辺り。 まぁ、お金がある人はBose Quiet Comfort 35 II辺りでもいいのかもしれない。 とりあえずいろいろ試してみたわけだが、自分のニーズとしてはSONY WI-C400が一番合っているようである。これに予備でSONY WI-C300等を持っていけばたいがいの出張ニーズに合う。日本等に行く場合なら、Marshall Major IIIかJBL E55BTを追加、という感じ。Beats Solo 3もそれなりに使える。Amazonならノーブランド的なものでよさげなものがいくつか見つかるが、いわゆるメーカー品という意味ではこの辺が落としどころのように思う。

Batam, Indonesia

ここ2年くらいよくインドネシアに来るわけだが、単にジャカルタに行くだけがほとんどだった。それが最近、巡業になりつつある。 ということで、はじめてバタムに来た。と言っても観光などはまったくなく、資料の準備等があったので、現地の大学に行った以外はほとんど何もしていないのだが。  

2B3Sの格安ケース

キューを保護するという意味では大事なキューケースだが、だからと言って何万円もするケースを買う気にはならない。しかし、もともと生産量が少ないからそう安くはない。 半年くらい前に270THBくらいのソフトケースを買った。小さいという意味では大変よいのだが、保護という意味では剥き出しにしてないだけまし、というレベルである。2年くらい前に500THBくらいでハードケースを買ったのだが、こちらはハードという意味ではいいのだが、開け口が何ともである。どちらも1B1Sである。 まぁ、1B1Sもよいのだが、できれば2B2Sがうれしい。ところが2Bとなると途端に値段が跳ね上がる。 と思っていたのだが、2B3Sで写真のケースが1300THBのところ、特価で950THBになっていた。ということで、即買い。  

Cutecのジャンプ・ブレイクキュー

昔はジャンプショットというのは邪道とも思われていた気がするのだが、近ごろはジャンプキューもいろいろ出ていてそれなりに定着したらしい。もっともそもそもジャンプショットは店で働いていたりプロであったりしなければそうそう練習できないから、素人的にはマスターするのは無理筋である。 とは言うものの球半分程度の高さを飛ばせればうれしい配置というのはけっこうある。そのくらいならプレイキューで可能なのだが、キューというかタップへのダメージもそれなりにある。特に近頃は積層のKamuiタップのSなんぞを使っていたりするからタップへのダメージはけっこう大きい。とはいうもののジャンプショット専用のジャンプキューを買うのは何か気が引ける。 ということで、ジャンプショットとブレイクショットの両方に対応するジャンプ・ブレイクキューでましなものがあれば買ってもいいかとキューケースを買いにThailand Pooltableに行ったついでに見てみたら、Cuetecの該当製品があったのだった。しかも今日・明日は3割引ということで、本来7,900THB (約27,000円)のところが5,250THB (約17,950円)。   Thailand Pooltableの説明によると以下のような感じである。 This jump/break Cuetec cue is black fiberglass over maple. Cuetec uses their own S.S.T. Super Slim 15-1/2″ Taper shaft with their exclusive Tru-Glide Finish, a 13mm Water Buffalo tip, and the ferrule is polycarbonate. The cue features a Veltex grip and the joint pins are a … Read moreCutecのジャンプ・ブレイクキュー

Kamuiタップ

ビリヤードキューのタップにはいろいろな種類があるが、繊維を固めた合成、一枚皮、積層型に概ね分かれる。積層型は1990年代以降に出てきたもので、だから使ったことがなかった。が、さすがにそろそろタップを変えたくなって、積層型の嚆矢であり、値段も一番こなれているKamuiタップを買ってみた。プラスチックの台座がついていてつけるのが容易ということになっているクリアタイプのSとMである。 South WestにSをつけてみるとなかなか心地がいい。で、調子に乗ってポータブルキューFit 2もMに替えてみた。固めになるMでもまぁ打感は悪くなかったのだが、一度ジャンプショットをしてみたら、そのあとすぐに外れてしまった。プラスチックの台座は残っていて要するにタップ本体部分が飛んだので、私の付け方が悪かったのではなく、ま、外れ品だった、ということである。2千円近くするものが付け替え早々に失われるのはけっこうショックなのだが、まぁ、しょうがない。 しかし、タップを付け替えてみると、押しにしても引きにしても無駄な力を入れようとして失敗していたのだなぁというのがよく分かる。まぁ、タップというのはキューの中で唯一ボールに当たる面なわけで、そんなところに安物使っていてはいかん、というひどく単純な話なのである。  

新しいキーボード

自室ではAsusのAiOシリーズの初期モデル(18インチで巨大タブレットのような感じ)を使っているのだが、マウスは安物有線(というか、安いPCを買ったときに付属品でついてきたやつだ)、キーボードはMicrosoftのBluetoothキーボード(U7R-00022)を使ってきた。 このMSのBTキーボードはけっこう使い勝手がよくて好きだったのだが、最近、どうも挙動がおかしい。電池を替えても治らないので、どうも蟻が入り込んだとかの理由で内部配線がおかしくなったようである。キートップを外して掃除してみても効果がない。 このキーボードそのものはたぶん2012年くらいに購入したもので、とっくに廃番である。ま、あってもタイでは購入できないが(日本語配列モデル)。 しょうがないので、キーボードを買うことにしたが、無線で小さいのがいい。Microsoftから後継的なモデル(US配列)が出ているのだが、タイの店頭にあったのは右側にタッチパッドがついているもの。なので、横幅が広い。まぁ、マウスなしにできると考えれば横幅の広さは許せるのだが、そもそも右手でタッチパッド使ったことなどないから、結局、マウスが欲しくなるのは目に見えている。ということで、安かったので、logicoolのMK240 nanoという無線キーボード&マウスというのを買ってきた(990THB)。安いと言っても日本なら2,300円程度で入手できるようだからけっこう割高なのだが。 Bluetoothではないので専用のUSBドングルが必要。ただ、ドングル一つでキーボードとマウスの両方に対応してくれるのはありがたい。サイズ的には少し大きめになるのだが、安物だからか十分軽く、打鍵の感じは安物だなぁと思うが許せないほどではない。どちらも単4乾電池2本要るので、運用コストが不明だが、初期の電池が切れたらリチウム充電乾電池を試してみる予定。 在住者にはけっこう有名な話なのだが、タイで一番厄介なのは蟻である。で、ノートPCも含めてキーボードが蟻にやられる、というのはありがち。実際、うちでも(管理が悪いと言われればそれまでだが)キーボードが不良を起こしたためにノートPCごと捨てたというのが既に3台ある(ま、どれも安いモデルとか、日本から持ってきたものだから諦めはつけやすかったが)。 ある程度長持ちしてくれればいいなぁ、と思う。

Amazon Fire HDが意外なほど使い勝手がいい

数ヵ月前、ちょうど日本に行く直前にAmazon.co.jpがFire HDのタイムセールで、8インチ(16GB)+10インチ(32GB)あわせて19,960円というセールをやっていた。確か5千円引き。というので買った。 Fire HDはいろいろコストを下げて作っているわけだが、タブレットの中では歴然と安い。2台買って2万円というのも中華タブレットですらあり得ないくらいの価格である。 普通に?Google Playも入れたのでWiFiタブレットとしては普通のAndroid機と同じである。もとが安いし、多少重めなので、ケースもスクリーン保護シートも使わない。そのまんま。 で、これが思った以上に使い勝手がいい。Fire HD 8は1200 x 800なので解像度は高くないが1024 x 600などに比べればずっとまし。Fire HD 10は1920 x 1080だから無問題。CPUのスペックが低いので時々引っかかりがないわけではないが、すべてをこのタブレットたちでやろうというわけではないから、これも問題ない。本(Kindle本または自炊PDF本)を読んでいると期待していたほどにはバッテリーが持たないなぁ、と思うが、複数台持っている強みで切り替えながら使うなら問題ない。 で、気が付くと家にいる時はHuawei Media Pad M3やSamsung 7inch タブレットを差し置いて、こちらを使っていることが多くなった。Fire HD 10は画面が大きい分、確かに本を読むのも楽である。またスピーカーが上下にあるので、YouTube閲覧等も向いている。Fire HD 8は中間的な機種だが、プラスチック筐体のためか、実際の重量と裏腹に、より軽いiPad miniなどより軽く感じる。 何より値段の安さから使うのが気楽なのである。別に安いからと言って手荒な扱いをしているわけではない(この点はSamsung 7 inchタブレットもそうなのだが)。早い話「使い倒して壊れたらまた買えばいいや」という発想になるのが楽、ということだ。Fire HD 8に対してiPad mini等、Fire HD 10に対してiPad Air2などをもともと持っているわけだが、気分としてFire HDの方が気軽だ。 実のところ、Kindle本を読むというのにしても他のAndroidやiPadでもできる。Amazon Primeの月額会員とかにはなっていないので、Fire HDを買ったらすごく得、というわけでもない。割引があったから買った、というだけなのだが、気楽というのがこれだけ大きな意味を持つとはあまり思っていなかった。    

Xiaomi mi Max 3

海外出張等の際は基本的に半年ほど前に買ったSamsungの7インチタブレットを使っている。これはサイズ的には大変よろしいのだが、いわゆる低価格機種で、スペック的にはかなり心もとない。ところが、スマートフォンがいまや6インチも珍しくなくなった状況で7インチタブレットという製品枠は事実上なくなったのであった。 ということで、7インチ系を探していたのだが、Huaweiから新たに出たものは価格もけっこう高い。そんなところに出てきたのがこのXiamiのmi Max 3だ。6.9インチと言ってもいわゆる18:9の画面比なので、本を読もうとすると上下が無駄になり、期待したほど読みやすくはない。まぁ、その分、筐体サイズは小さいのだが。 実のところ、既に古くなったXperia Z Ultraより筐体は小さい。で、0.5インチほど画面サイズは上がっている。Xperia Z Ultraは今でも決して悪い機種ではないというものの、さすがにスペック的には苦しくなりつつあるのに対して、mi Max 3は2018/8リリースの製品だから故障さえしなければ3年くらい使えるはずである。 これがタイだと9,900バーツである。4GB/64GBということを考えれば破格に安い。バンコクのPantip PlazaにXiaomiの直営店があるので、そこで買ったのだが、新しすぎる上にXiaomiはタイでもマイナーなので、画面保護スクリーンもケースも売っていないのであった。これらは幸い日本では既にAmazonで入手できるので、再来週に会う日本から来る知人に持ってきてもらう予定。 ということで、まだしっかりと使っているわけではないが、出先という限定で言えばこれだけ小さくスペック的にも優秀というのはやはりありがたい。